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圧巻! 映画「ファントム・オブ・パラダイス」は巨匠ブライアン・デ・パルマの傑作だ!

ブライアン・デ・パルマ監督の傑作です。

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【映画情報】

タイトル:「ファントム・オブ・パラダイス

監督:ブライアン・デ・パルマ

出演:ポール・ウィリアムズ ウィリアム・フィンレイ ジェシカ・ハーバー ジョージ・メモリー

公開年:1974年

上映時間:92分

 

全く色あせる事のない魅力

 1974年公開の映画ですが、全く古さを感じさせないです。むしろ新鮮さを感じるくらいの衝撃作です。正直言って、私はブライアン・デ・パルマ監督作品が苦手でした。ちょっと伏線が複雑だったり、長かったりして退屈してしまう事が多かったのです。

しかし、それは近年の話(つまり監督が歳をとってからの話)

この映画はブライアン・デ・パルマの7作目の監督先品です。

撮影時は33歳か34歳くらいという、若く勢いのまま撮った作品です。

 

いろんな原作から作っている

物語は「オペラ座の怪人」を解釈したものですが、それ以外にもいくつかの原作から作っているらしい。それらを調べてみました。

私は「オペラ座の怪人」をなんとくなく知っているくらいでした。しかし、それは映画を見る上ではまったく問題にはならないので心配無用です。知っていれば、もっと楽しめるのかもしれないが、オリジナル映画と思って観ても問題ないです。 

92分の映画ですが、あっという間にラストまで持って行かれてしまいます。全てを奪われた主人公の復讐の炎が、一気に燃え上がっていくようです。

 

独特の世界観を演出している美術

私の印象では美術が名作「時計じかけのオレンジ」(1972年)と似ていると思いました。観てない人は是非観てほしいです。もしや同じ人が?と思ったが違いました。

 

ファントム・オブ・パラダイス」美術:ジャック・フィスク

時計じかけのオレンジ」美術:ラッセル・ハッグ/ピーター・シールズ

このジャック・フィスク氏は1945年生まれの方で、映画監督もしているようです。
美術としては代表的なの作品を調べてみました。

 近年ではポール・トーマス・アンダーソン監督の作品に関わっているようです。
しかし、いずれの作品も今回のような世界観を見せる美術ではないので、本映画の作風はデ・パルマ監督の考えだったのではないだろうか。

とにかく、原色が目に付く派手は美術である。

また、個人的に気になったのは主人公が被るマスク(上記のジャケットのもの)はフクロウをモチーフにしたものだと言われているが、漫画「ベルセルク」のフェムトとそっくりである。この映画の影響なのか。とにかくあのマスクは主人公の怖さと醜さを演出するにはぴったりのデザインになっている。

 

映画を盛り上げる音楽

 この映画を盛り上げているのが音楽です。ロック・オペラと言われる本作品には、いたるところで音楽が流れます。しかもこの音楽の全てがかっこ良く、外れが無いです。この音楽を担当したのがポール・ウィリアムズです。劇中にも重要な役として登場しています。本人はミュージシャンであるが、本作品以外にも俳優として出演しています。

余談ですが、この役の見た目が「ルパン三世」に登場するマモーにそっくりだと言われており、この映画を真似たのではないかと噂されています。確かにそっくりです。

 

サントラも是非。

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では、またどこかで。