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消しゴムBlog

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Ordinary People

普通であることの勇気を持とう

危険な雰囲気の映画「ナイトクローラー」は現代の危険な男を描いたエンターテイメントだ!

映画「ナイトクローラー」は社会派+エンターテイメントの映画です。
ドロドロとした怖さは無いので安心してほしい。ただしデートにはおススメしない。
破綻した人間が好きな映画ファンには是非オススメしたいです。

ナイトクローラー [DVD]

<映画情報>

タイトル:ナイトクローラー
監督:ダン・ギルロイ
製作:トニー・ギルロイ
編集:ジョン・ギルロイ
出演:ジェイク・ギレンホール

公開:2015年8月
上映時間:118分

 

とにかくハラハラする映画

最大の魅力は主演であるジェイク・ギレンホールの役柄とその芝居です。彼の事は後で書くとして、どうしてそんなにハラハラするのか?を説明します。

 それは、主役の「ルー」という男が最初から人間的に破綻している男だからです。最初は金も無く、職も無いかわいそうな男に見えるのですが、スクープが売れる事を知ってからの彼は半端ない行動力を見せます。スクープの為なら何でもやる!という姿勢が存分に描かれています。
そして「いつ一線を超えるのか?」という危機感が常にあるのでほんとにハラハラする。
普通に会話していて突如、相手を刺し殺してもなんら不思議に思わないくらいの危うさです。最初から最後までこのハラハラ感が抜けない。ほんとに危ない男とはこういう人間の事だと思います。

そしてあまり暗くなりすぎず、テンポよく、ラストまで進んでいきます。
ある意味エンターテイメントとしてとても優れています。

 

成果主義の闇

学歴も資格もない男には働き口がない。しかし、このスクープを撮る仕事(ナイトクローラー)は、事件を撮影さえすれば金が貰えます。しかも、ショッキングであればあるほど良いとされる。

重要なのは「撮影した成果」であって、どんな過程で撮影されたか?は問われないのです。逆にどんなに頑張っていても何も撮れなかったら全く評価されない。


この成果主義の世界でルーは、その才能を十分に発揮していきます。
この映画の中で才能とは何か?それは「結果」が全てで他の事は知った事ではないという冷酷さを持ち合わせる事です。
もっと言えば、この映画では冷酷という事すらスルーされています。
なぜならルーはどんどん成り上がっていくからである。

危険な男が一人いるだけなら、相手にしなければ良いのですが、それを問わない報道の世界がある事をこの映画では伝えています。
是非ともこの危うい社会を感じてもらいたいです。

 

ジェイク・ギレンホールの魅力

 正しくは「ジレンホール」らしい。日本では「ギレンホール」と表記される事の方が多いようです。
彼は1980年生まれのアメリカ人です。彼の芝居を見ていると役柄に圧倒されてしまうので、もっと歳上かと思っていました。
彼の魅力は、なんと言っても役のオーラを出せる事にあると思います。特に不気味な雰囲気を出させたら世界一と言ってもいいくらいです。それでいて美しい顔をしているので、彼の芝居から目が離せなくなる。

他の出演作として有名な映画は「ブロークバック・マウンテン」と「ゾディアック」があります。私のおススメとしてはデビット・フィンチャーの「ゾディアック」です。。
こちらもおススメしたい。

ゾディアック(字幕版)

 

そしてジェイク・ギレンホールの最新作「サウスポー」は2016年6月公開予定です。
監督はアントワーン・フークア(映画「イコライザー」で話題!)なので
こちらは今から公開が楽しみです。

southpaw-movie.jp

 

ダン・ギルロイ監督はどんな人?

ダン・ギルロイ監督は1959年生まれで、もう60歳が迫ってきている人だった。この映画に関しては事前に何も調べずに見たので絶対この映画の監督は若いだろうと思っていたので驚きました。ちなみに双子らしく、双子のもう一人は本作の編集を担当しています。そして、さらにお兄さんもいて、本作の製作を担当している。
こんな面白い作品を演出できるダン・ギルロイ監督の次回作にも期待です。

 

 

 

 では、またどこかで。