映画の中で音楽はとても重要です。
今回は音楽がかっこよく盛り上げている映画を9個選んでみました。
1「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」
【映画情報】
タイトル:ウォーク・ザ・ライン 君につづく道
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ホアキン・フェニックス/リース・ウィザースプーン
日本公開:2006年2月
上映時間:136分
カントリーミュージシャンのジョニー・キャッシュの伝記映画です。特に彼の2人目の妻となるジョン・カーターとの物語です。この映画は、私がとても好きな映画です。映画で見る限り、若い頃のジョニー・キャッシュという人間はとても誉められたものではないと思いました。そんな彼がひたすら愛情を傾けてジョン・カーターにアタックする姿は胸を打たれます。私は全然音楽に詳しくないので、カントリーミュージックやジョニー・キャッシュの音楽も聞いた事が無かったですが、この映画を見てその良さが理解できました。
サントラ
2「トレインスポッティング」
【映画情報】
タイトル:トレインスポッティング
監督:ダニー・ボイル
出演:ユアン・マクレガー
日本公開:1996年11月
上映時間:94分
スコットランドが舞台のヘロイン中毒の若者達を描いている映画です。この映画は音楽だけでなく映像表現がすごくかっこいいです。今も活躍するダニー・ボイルの出世作です。日本人がユアン・マクレガーを知るきっかけになった映画でもあります。映画の物語はジャンキーの若者の未来の無い姿ですが、そこを軽快に描いています。
音楽は当時かなりヒットして、映画を見た事がなくても、音楽だけは聞いた事があるという人はいると思います。
サントラ
3「アイ・アム・サム」
【映画情報】
タイトル:アイ・アム・サム
監督:ジェシー・ネルソン
出演:ショーン・ペン、ダコタ・ファニング、ミシェル・ファイファー
日本公開:2002年6月
上映時間:133分
障害を持つショーン・ペンとその娘の感動物語です。父親は7歳くらいの知能しかない為に7歳になった娘は施設に入れられようとしてしまう。父親は娘といっしょに暮らす為に弁護士や仲間とともに裁判で争います。
映画としては、とてもとても泣ける感動作だと思います。
感動をもり立てるのが、「アイ・アム・サム」の音楽です。ビートルズの曲が大量に使われています。それを多くのミュージシャンがカバーしています。
特に「ブラックバード」はテレビでも感動的な場面でよく聞きますよ。
サントラ
4「ファントム・オブ・パラダイス」
【映画情報】
タイトル:ファントム・オブ・パラダイス
監督:ブライアン・デ・パルマ
出演:ポール・ウィリアムズ、ウィリアム・フィンレイ、ジェシカ・ハーバー
日本公開:1974年
上映時間:92分
この映画は「オペラ座の怪人」を題材にしたロックオペラです。とくにかく内容がぶっとんでいます。近年のブライアン・デ・パルマ監督には無い若々しい勢いがあります。
こちらは私のブログでも詳しく紹介しています
5「ストレイト・アウタ・コンプトン」
【映画情報】
タイトル:ストレイト・アウタ・コンプトン
監督:F・ゲイリー・グレイ
出演:オシェイ・ジャクソンJr、コーリー・ホーキンス、ジェイソン・ミッチェル
日本公開:2015年12月
上映時間:147分
ギャングスタータップの先駆者N.W.Aの伝記的映画です。HIPHOP好きには是非オススメしたい映画。私はラップに関して、大した知識もなく見たのですが、普通に楽しめる映画でした。ちょっと美化されている部分もあるかもしれないですが、物語だけ見ても退屈しない内容です。
6「ベルベット・ゴールドマイン」
【映画情報】
タイトル:ベルベット・ゴールドマイン
監督:トット・ヘインズ
出演:ジョナサン・リース=マイヤーズ、ユアン・マクレガー
日本公開:1998年12月
上映時間:124分
最近では「キャロル」を監督したものこの人です。この映画の内容は、あまりよく覚えていません。ただ音楽がかっこよくて、すぐにサントラを買って何度も聞いていました。
詳しく説明してくれている方がいるので、こちらをご参考下さい。
こちらを読むと当時、私がいかに予備知識も無しに見に行った事がよくわかる。
ちなみにボブ・ディランを描いた「アイム・ノット・ゼア」もよく知らずに見に行っってしまった。
これが サントラ。
7「シュガーマン 奇跡に愛された男」
【映画情報】
タイトル:シュガーマン 奇跡に愛された男
監督:マリク・ベンジュール
日本公開:2013年3月
上映時間:86分
音楽:ロドリゲス
この映画はドキュメンタリーです。今までは普通に物語のある映画を紹介してきましたが、これだけは違います。伝説のミュージシャン・ロドリゲスを追いかけています。
といってもこの人物は謎だらけです。アメリカでレコードを出したにもかかわらず、まったく売れずにその十数年後に南アフリカで、その音楽が大ヒット曲になっているのです。一体「ロドリゲス」とはどんな人物だったのか?という映画です。
私はこの映画をみて、「ロドリゲス」の生き様をすごくかっこいいと思いました。
映画を見て、音楽も聞いてほしいです。
8「スコット・ピルグリムVS邪悪な元カレ軍団」
【映画情報】
タイトル:スコット・ピルグリムVS邪悪な元カレ軍団
監督:エドガー・ライト
出演:マイケル・セラ、メアリー・ユリザベス・ウィンステッド
日本公開:2011年4月
上映時間:112分
この映画はとてもゲームっぽい映画です。主人公が彼女と結ばれるためには今までの元彼を倒さなくてはならないというめちゃくちゃなスートーリーです。随所にゲームの効果音が入るのはなかなか楽しめます。しかも元カレと闘うシーンも楽器を使って戦います。リアルに武器にするわけではなく、自分の奏でたミュージックが具現化されて、それがゲームのキャラ同士が闘うようになります。ゲーム要素満載なので、一見の価値アリの映画です。
サントラ
9「キック・アス」
【映画情報】
タイトル:キック・アス
監督:マシュー・ボーン
出演:アーロン・ジョンソン、クロエ・グレース・モレッツ、ニコラス・ケイジ
日本公開:2010年12月
上映時間:117分
「キック・アス」はヒーローに憧れる男が、コスプレをしてヒーローを演じているうちにほんとに悪と闘う事に巻き込まれていく話です。見所は「ヒット・ガール」を演じるクロエ・グレース・モレッツの子供なのに残虐なアクションで悪党を殺しまくるところです。このアクションシーンに流れる音楽がとれもかっこいいです。私はちょっと引いてしまいましたが、アクション好きにはおススメです。
以上です。
まとめ
今までにブログでも紹介した映画が3つも入ってしまいました。でも、音楽が良いのは確かですよ。書いているうちに他にもあったなーとか思い出したりもしたので、また時期を置いてご紹介できたらなと思っています。
ではまたどこかで。