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「スノーデンファイル 地球上で最も追われている男の真実」を読んだ。監視ってそんな事までやってたの!?【本】

「スノーデンファイル 地球上で最も追われている男の真実」を読んだ。
スノーデンについての一連の暴露事件を知りたい人にはオススメの本かと思います。

スノーデンファイル 地球上で最も追われている男の真実

 【本の情報】

タイトル:スノーデンファイル 地球上で最も追われている男の真実

著者:ルーク・ハーディング

訳:三木俊哉

発売:日経BP

 

ざっくり書かれている内容

この本には、スノーデンの生い立ちからNSA(米国家安全保障局)で働き、そして暴露にまでいたった経緯や、暴露した後の世界の状況(特にアメリカとイギリス)が書かれています。

 

私はスノーデンの名前と暴露したって事くらいしか知らなかったので、これを読んで一連の事件を詳しく知る事が出来きました。

専門用語などはあまり出て来ないですが、関わった人間がとても多くて把握するのが大変でした。正直細かいところまで理解出来てないかもしれないです。

 

それでもスノーデンが暴露した事の凄さはよくわかります。そして意外だったのは彼は人前に出る事を好む自己顕示欲の強いタイプの人間だと勝手に思っていましたが、そうではなかった事です。

彼が実名と顔を出しているのは自分の周囲に迷惑がかからないよう、自分にだけ危険が向くようにしているのです。

 

 

スノーデンが暴露した事

ちゃんとした説明はできないのですが、ざっくり言うと!

NSAが通信機器のほぼ全てを監視・盗聴しているという事をスノーデンは世間に暴露したのです。

対象となっているのは主にアメリカ・イギリス(他にもやってます)、ドイツのメルケル首相の携帯電話も盗聴していたというのだからビックリです。

もちろん、監視・盗聴していると言っても常に誰かが電話を聞いているという訳ではなくデータとして残してテロなど可能性のある危険な内容があれば監視していくというもの。
しかしNSAはいつでも 対象者のメールやインターネットの履歴などを見る事が出来て電話の内容も聞く事が出来るのです。

 

 

読んでいてドキドキした箇所

実際にスノーデンがデータを盗み、ジャーナリストと接触し、公表するまでのところは読んでいるこちらにも緊張感が伝わってきました。

 

スノーデンはどうやって公表するか? とても慎重に動いています。コンタクトしたジャーナリストが信頼できるかどうか?公表する信念を持っているか?など心配でたまらないのです。

 

そして、実際にスノーデンからコンタクトを受けた方も最初は疑っています。

名前も名乗らない人物からメールが来ても怪しいと思うのは当然です。
しかし、スノーデンは信頼してもらう為に持ち出した機密情報を一部を送るなど、徐々に本物である事を信じさせていくのです。

 

その後、3人が香港のホテルでスノーデンと会うのですが、それが

ローラ・ポイトラス/グレン・グリーンウォルド/ユーアン・マカスキルです。

ローラ・ポイトラスは映画「シチズンフォー」の監督です。 

映画「シチズンフォー スノーデンの暴露」公式サイト

 

この3人とスノーデンが暴露記事を作っていくのですが、記事が出るまではほんとに映画のワンシーンのようでしたよ。

 

 

なぜ監視社会になってしまったのか?

9・11以降にテロを阻止する為に監視はどんどん拡大していったと書かれています。議会でもテロを阻止する為ならば仕方ないという風潮があって政府は押し進めていったようですね。

しかし、実際に今でもアメリカ国内でもテロ行為(銃乱射事件など)は起こっているわけでテロを防げているとは言えない状況なのでは?と思いました。 

 

 

なぜ監視する事がいけないのか?

ドイツのメルケル首相の携帯を盗聴していた理由が書かれています。
それが「盗聴できたからした」という理由なんです。

 

どうしてもメルケル首相の会話を知りたかったという訳ではなく技術的に可能だからやっていたという事が恐ろしいです。

多分いつでも監視可能という事がその人間を変えてしまっているのではないでしょうか?
実際に暴露されたNSAの人間の言葉には、とても傲慢になっている部分が出ています。

 

 

まとめ

スノーデンという人間とその事件についてちゃんと知る為には良い本だったと思います。ちょっと時間はかかりましたが。

そして、まだ観ていないですが、おそらく映画「シチズンフォー」を観るうえでとても勉強になる本だったかと思っています。

 

 

 

 

 

では、またどこかで。