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消しゴムBlog

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Ordinary People

普通であることの勇気を持とう

映画「マネー・ショート 華麗なる大逆転」専門用語がわからなくても最後まで観れますよ。

映画・ドラマ

映画「マネーショート 華麗なる大逆転」をDVDで観ました。

劇場公開された時は面白そうだから、映画館で観ようかと考えていたのですが多くの方が「専門用語がわかっていないと難しいよ」という感想を書かれていたのでビビってDVDにしてしまいました。

私の感想としては全てを理解できなくても楽しめる映画だったなという感じです。

 

マネー・ショート華麗なる大逆転 (字幕版)

【映画情報】

タイトル:マネー・ショート 華麗なる大逆転

原題:The Big Short

監督:アダム・マッケイ

出演:クリスチャン・ベイル、スティーブ・カレル、ライアン・ゴズリング

   ブラッド・ピット

日本公開:2016年3月4日

上映時間:130分

 

日本語タイトルに付いている副題の「華麗なる大逆転」は、まったく内容と合っていないような気がします。
原題の「The Big Short」でよかったのでは?

 

 

簡単なあらすじ

2005年、ニューヨーク。金融トレーダーのマイケルは、住宅ローンを含む金融商品債務不履行に陥る危険性を銀行家や政府に訴えるが、全く相手にされない。そこで「クレジット・デフォルト・スワップ」という金融取引でウォール街を出し抜く計画を立てる。そして08年、住宅ローンの破綻に端を発する市場崩壊の兆候が表れる。(引用:映画.com)


『マネー・ショート 華麗なる大逆転』 アカデミー賞ノミネート予告(90秒)

 

ざっくり言うと主人公たちは市場崩壊が起こる事に賭けた人達です。
当時としては万馬券に大金を賭けるようなものですから周囲からは馬鹿にされるし、実際に主人公たちは人間的にちょっと変わった人達なのです。

しかし、逆にそこが面白いところです。

 

 

  

宣伝の演出に納得いかない!

 「華麗なる大逆転」という副題と「ワクワクする予告」を見ると、とても痛快なドラマを期待してしまいます。私の勝手なイメージだと豪華キャストが協力して悪を倒すみたいな感じです。例えば「オーシャンズ11」かな。

ジャケットも似ている気がしていました。

 

これは「オーシャンズ12」だけど参考に。

オーシャンズ12 (吹替版)
 

  

実際の映画はそんなストーリーではないです。
豪華キャストもほとんど一緒のシーンには登場しない群像劇なのです。
映画を宣伝する人も実際の映画の内容に沿った形で告知したらお客さんは食いつかないので、少し脚色したのではないでしょうか。

 

商売だからある程度は仕方ないのですが
そうなると、期待していたものと違うという感想が多くなってしまいます。そして口コミで拡散されていき、結果的にお客さんが来ないという悪循環になってしまいます。

 

最初に書きましたが、私もその口コミの感想で観にいかなった客の1人です。
DVDが出てからも少し避けてたくらいです。

 

でも全然つまらない映画ではないです。期待したものと違うというだけで、難しい事はあっても十分にドラマを楽しめます。ひとくちレビューなどを書く人は、どうしても最初の印象をすぐに書いてしまいます。

「予告にだまされた!」「期待してたのと違った」「難しくてよくわからない・・・」といういうコメントが増えてしまうはしょうがないです。

 

だから、宣伝告知をする際は映画の本質をちゃんと伝えて告知するべきなのです。そうすれば 「だまされた!」というコメントは出ないと思います。

 

 

 

 専門用語の理解を追いかけてはいけない

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http://eiga.com/movie/83256/gallery/10/

 

本作は上映された時には解説をしてくれているブログを多くみました。
そのブログを見て「すごくありがたいなー」と感謝しながら読んでいたのですが、その解説ブログを何度読んでも、完全には理解できなかったのです。

 

でも話題作だったのでDVDで恐る恐るみました。
すると、なんという事でしょう。難しい事がわからなくてもちゃんとドラマとして面白いのです。

もちろんちゃんと状況を理解している方がより楽しめるのでしょうけど、分からなくてもドラマは理解できるのです。

だからこれから観る人に言いたいのは、専門用語の理解だけに捉われないで欲しいという事です。

それがわからなくても最後まで観れるというのがこの映画の凄さだと思います。

 

 

 

アウトローの孤独と葛藤

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http://eiga.com/movie/83256/gallery/8/

 

この映画の最大の魅力はアウトロー達の孤独と葛藤を描いている部分だと思います。

彼らは市場崩壊に賭けたという圧倒的にマイノリティな人達なのです。
周囲からは「頭がおかしい」と言われながら自分の考えを維持する事の大変さがそこにはあります。

 

映画を観ている側としては未来がどうなるのか知っているので少し楽観的にはなれますが、未来がわからない主人公達からすれば、とてつもないプレッシャーなのではないかと思います。


「もしかして自分が間違っているのではないか?」と何度も考えてしまう事でしょう。孤独になりながらも戦い続けている姿を観ていると勇気づけられました。

 

 

 

まとめ

ラストは確かに大逆転ではありますが、多くの人が職を失い、家を失う状況になってしまうので映画としてはどうしてもスッキリはしないです。
そういう映画なのです。

「難しい」というハードルは一旦置いといて観てもらいたい映画ですね。個人的な印象ですが映画のとしての難しさでいえば「ヘイル、シーザー」の方が難しいと思いますよ。

 

 

 

では、またどこかで。

 

 

 

 

 

 

 

こんな記事も書いています。 

keshigomu-kk.hatenablog.com