映画「きみといた2日間」をDVDにて鑑賞しました。
まぁまぁですね。
でも個人的には物足りないですね。
【映画情報】
タイトル:きみといた2日間
監督:マックス・ニコルズ
出演:マイルズ・テラー、アナリー・ティプトン
日本公開:2015年12月
上映時間:86分
監督の情報
監督のマックス・ニコルズさんは今作が初長編映画だそうです。
初監督作としては悪くないのではないかと・・・上から目線で失礼します。
今後も期待できると思います。
出演者の情報
マイルズ・テラーは「セッション」の主人公の人らしいです。
「セッション」を見ていないのですが、彼の演技は自然な部分とオーバー気味の芝居がちょうど良いバランスでした。
アナリー・ティプトンは「グリーン・ホーネット」や「ラブ・アゲイン」に出演という事ですが、どちらも見ていないです。でも彼女の芝居はすごく役柄とマッチしていました。彼女に演技を見て共感する女性も多いのではないでしょうか。
簡単なあらすじ
ニューヨーカーのメーガン(アナリー・ティプトン)は、婚約までした彼に突然別れを告げられ、医大を卒業したにもかかわらず、就職活動も上手くいかない。ルームメイト(ジェシカ・ゾー)からは彼(スコット・メスカディ)と住みたいから、家賃を払わないなら出て行ってほしいといわれ、八方塞がり状態。そんな現状を変えるため、ウェブサイト「ロマンス.com」に登録し、そこで知り合った初対面の彼アレック(マイルズ・テラー)の部屋で一夜を過ごすことに。翌朝立ち去ろうとすると、ブリザードが街を襲い、アパートが大雪に埋もれて出られなくなり、仕方なく彼の部屋でもう一晩過ごさなければならなくなるが—---。
(引用:Amazon)
一晩限りの関係だったけど、予期せぬ事が起こってしまって一緒にいなければならなくなってしまった2人の話です。
新鮮さは無いですね。
ワンシチュエーションでよく頑張っている
この映画の大半は部屋の中で展開されます。
そんな狭い部屋の中で長時間よくがんばったなーと思います。
下手すればすぐに飽きるのですが、あの手この手で飽きさせないようにしています。
観ていて「飽きたなー・・・」とはならなかったのでちゃんと工夫されています。
驚く展開はない
この2人の結末はだいたいの人が予想できるし、どういう展開になるか?というのも読めるのではないかと思います。
ある程度はベタに進んでいくのは構わないと思いますが、私としては途中で「そうなるの?」みたいな展開が欲しかったです。
「どうなるの?」と思わせておいて、最後にはちゃんと収まるみたいな展開があれば尚良しだったでしょう。
もう少し深い背景があってもいいのでは?
これも個人的な好みですが、2人のそれぞれにもっと深い過去があってもよかったのではないか?と思っています。
特に彼女の方は好きだった彼氏に付いていきたくて医学部を選んでいるのです。
「どんだけ頭いいの?」と思ってしまいます。
映画の中では「偶然の出会いだけど、これって運命だよね?」みたいな事にはなるのですが、運命と思っているのは本人たちだけで、客観的に見てもこれは運命の出会いだなと思わせるところが欲しかったです。
その為の過去が必要だと思います。
逆にいえば、変に重くないので気軽に鑑賞できる映画ではあります。
これくらい軽い方が好きという人もたくさんいるでしょう。
お互いのセックス批判はよかった
http://eiga.com/movie/83013/gallery/
一夜を共にしたあとに別れるはずの2人が、昨晩の行為について反省会をします。
お互いにダメ出ししあうのです。
最初は悪ノリだったのですが、結構真剣になってくるところは面白かったです。
まとめ
恋愛映画としてはかなりベタですが、王道な展開が好きな人にはオススメです。
カップルで見ても大丈夫かと思います。
では、またどこかで。
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