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消しゴムBlog

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Ordinary People

普通であることの勇気を持とう

映画「スポットライト 世紀のスクープ」 あまりにも真摯な取材態度に、正座で観てしまったよ。

映画・ドラマ

映画「スポットライト 世紀のスクープ」をDVDにて鑑賞しました。

さすがアカデミー作品賞&脚本賞を受賞した映画ですね。
とても真面目な映画でありながら退屈させない細かい演出が光っていました。

淡々と描いているのにあっという間に映画が終わってしまいました。

 

スポットライト 世紀のスクープ (字幕版)

 

【映画情報】

タイトル:スポットライト 世紀のスクープ

監督:トム・マッカーシー

出演:マーク・ラファロマイケル・キートン、レイチェル・マグアダムス

日本公開:2016年4月

上映時間:128分

備考:第88回アカデミー賞 作品賞、作品賞 受賞

 

 

簡単なあらすじ

2002年1月、米国の新聞『ボストン・グローブ』が、カトリック教会の信じがたい実態を報じた。数十人もの神父による児童への性的虐待を、教会が組織ぐるみで隠蔽してきた衝撃のスキャンダル。その許されざる罪は、なぜ長年黙殺されたのか。
《スポットライト》という名の特集記事を担当する記者たちは、いかにして教会というタブーに切り込み、暗闇の中の真実を
探り当てたのだろうか?(引用:Amazon


映画『スポットライト 世紀のスクープ』予告編

 

 

 

取材をひたすら描いている

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http://eiga.com/movie/83636/gallery/2/

 

この映画の内容は「ボストン グローブ」という新聞者の「スポットライト」という紙面を担当するチームが取材する姿をずっと追いかけている。

カトリック教会の神父が子供に性的虐待を行っている事を明らかにするためなのですが、スクープの内容としてはすごく衝撃的なものです。

でも彼らの具体的な仕事内容は、証言を求めて何人もの被害者や加害者を取材して報道する為の裏付けをするという地味な作業です。

もう少しドラマチックな事が起こってもいいのになと思うのですが、これがリアルなんだろうなと感じました。

 

下手すればただの再現VTRになってしまう内容をトム・マッカーシーは巧みに演出していると思いました。
登場人物のキャラクターや新しい出来事の出し方などは決して派手にはならずちょうと良いタイミングで出していたと思います。

 

 

  

手柄優先ではない所に好感

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http://eiga.com/movie/83636/gallery/9/

 

「スポットライト」のチームはこのカトリック教会の件を大スクープとは感じていながらも、もうこんな事は二度と起こらせてはいけないという使命感で動いているところにすごく好感が持てました。

内容に触れてしまうので避けますが、後半になってその辺が描かれています。

特にマイケル・キートンがすごく良かったです。

 

ちなみにこのスポットライトとは真逆の姿勢を描いているのが成果主義の映画「ナイトクローラー」です。こちらの映画は撮ったもん勝ちの世界を描いています。

 

 

 

 

やはり俳優陣の芝居が凄い

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http://eiga.com/movie/83636/gallery/3/

 

地味な内容でありながらも飽きない理由は、やはり俳優陣の芝居が素晴らしい事にあると思います。みんな個人のキャラクターを出しながらも、やりすぎない芝居はなかなか簡単な事ではないと思います。

主要メンバーだけでなくて、取材を受ける被害者役の人物や神父など少ししか登場しない人達もみんな良い芝居をしていて、この映画を構築している感じがしました。

先ほども書きましたが、個人的にはマイケル・キートンが特に好きでした。 

  

 

 

事実である事の強さ

特に素晴らしいと感じた事は「無関心の怖さ」を伝えている事だと思います。
「無関心」と言ってしまうとちょっと違うかもしれないのですが、具体的に言うと小さい記事で報道している事はあまり大きな問題として認識されないという事です。

 

この映画の中でも、何度か描かれているのですが、カトリック教会の神父が性的虐待をした事は新聞で報道しているのですが、それまでは小さな記事で終わっていて、その後の追加の記事もないのです。

 

それで世間の認識としては「小さな事」として関心の外に追いやられてしまっているのです。

監督はその辺の事を押し付けではなく、事実としてちゃんと描かれていたと思います。

 

  

 

 

まとめ

エンタメ性という点で観るとかなり低い部類の映画だと思います。
扱っている題材に真摯に向き合った結果としてこのような形になったのでしょう。

 

ものすごく盛り上がるわけではないので、派手な映画が好きな人は苦手かもしれません。でも描かれている内容はものすごくスリリングなもので、腰を抜かすようなものだと思います。

「社会派ドラマ」が好きな人には是非ともオススメの映画です。

 

 

 

では、またどこかで。

 

 

 

スポットライト 世紀のスクープ[Blu-ray]

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ナイトクローラー [Blu-ray]

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