映画「監視者たち」を観た。単純に面白かったです。
あまりパッとしないタイトルとビジュアルで絶対に損している映画だと思う。気軽に見て楽しめる警察もの。
【映画情報】
タイトル:監視者たち
監督:チョ・ウィソク、キム・ビョンソ
公開:2014年9月
上映時間:118分
あらすじ
類まれな記憶力と鋭い洞察力を持つ女性刑事ユンジュは、特殊犯罪課内で凶悪犯の行動監視を専門とする班に配属される。そこで彼女は、ベテラン班長サンジュンら新たな仲間たちとともに、犯罪組織の冷酷なリーダー、ジェームズを追跡。ところが、頭脳明晰なジェームズは緻密な計画で監視網を巧みにくぐり抜け、完全犯罪を次々と成功させていく。
引用:映画.com https://eiga.com/movie/80469/
ソル・ギョングが出ていると知らずに観て、途中から気づいた・・・・。チョン・ウソンには、後で知った。もう少し調べてから観れば良かった・・・。
監視者という題材
知らない職業が題材になる映画は、それだけで興味が湧いてくる。どれだけリアルかどうかは置いといて、描写はすごく丁寧で、そこに没頭することが出来た。
単純に監視カメラをずっと見ているわけではなく、アナログに尾行をしなければいけないところが良かった。犯罪も監視カメラの死角などを把握していて、カメラが万能でない事がよく伝わってくる。
下記の写真のように、静止画で見せても、監視者の緊迫感が伝わらないのがおしい所。
飽きがこない演出
監視するだけの仕事なのに派手なドンパチやアクションなどもあり飽きがこない演出になっている。
緊張する尾行シーンと派手なシーンのメリハリが良いリズムになっている。
時に、気の抜けるコメディ部分もあるが、これはちょっと青くさい感じがして、好みが分かれるところ。個人的にはちょっとむず痒い。
犯人側にもドラマが欲しかった
とても冷静で頭の良い犯人グループなのだが、こちら側の動機や目的がいまいちわからなかった。単純にあまり描かれていない。特に犯人グループのリーダーは、単純な犯罪者という感じではないのがた、彼の背景が説明されていない。正直もっと知りたいという欲が出てしまった。それくらいチョン・ウソンの芝居が良かった。
まとめ
アマゾンプライムで見つけて地味なタイトルだったので、なんとなくで観たが、かなり良い発見だった。観る映画に迷っていたら、是非オススメしたい作品。
では、またとこかで。