映画「インデペンデンス・デイ リサージェンス」を観ました。
感想としては「つまらん!疲れた!」の一言。
まずい料理でも調味料をバンバン入れれば何とか食えるじゃないですか。
そんなイメージです。
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【映画情報】
タイトル:「インデペンデンス・デイ リサージェンス」
監督:ローランド・エメリッヒ
出演:リアム・ヘムズワース、ジェフ・ゴールドブラム、ビル・プルマン
日本公開:2016年7月9日
上映時間:120分
簡単なあらすじ
20年、人類は地球を侵略してきたとエイリアンと戦いなんとか勝利した。その教訓を生かして人類はひとつになりエイリアンとの戦いに備えるようになった。エイリアンが残していった宇宙船から技術を盗み人類は急速な技術発展を遂げていた。
「もう来るなら来てみろ!」くらい余裕だった。
ところが、再び侵略にきたエイリアン達の戦力は想像の遥か斜め上をいっており人類はぼろぼろにされてしまう。
さぁ、どうしよう・・・・・
ストーリーとしては、こんな感じでシンプルに思えるのですが、見ているとなんだか判りにくい構成になっています。
とりあえず「人類VSエイリアン」だと思っていればそれで良いです。
映画「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」TVCM BigCinema(15秒)
20年後の世界はそれなりにおもしろい
1996年にエイリアンと戦ってから20年後なのですが、もはや私たちの住む世界とは別の世界になっています。
1996年版の世界は私達の世界と同じです。しかしエイリアン侵略戦以降に人類はひとつにまとまり、大幅な技術革新を遂げています。
言ってみれば「近未来」感のある2016年です。ちょっと「スタートレック」の世界と似ています。
例えば、その世界では月に行くなんてあっと言う間です。そして、エイリアンが使用していた銃を流用したりしています。
さらにエイリアンという敵がいるので人類はひとつにまとまっており、大きな戦争が起こっていないのです。(多分・・・ちょっと自信ない)
そしてエイリアンの宇宙船が落ちた場所にはそれを研究している部族もいたりします。
この近未来感のある世界はとても興味深かったです。20年という時間をかけて人類はこんなに変わったのだとみせてくれてます。
ただこの世界はもっとうまく説明できるんじゃないか?と不満ではありました。
個人的にはエイリアンとの小競り合いが20年の間にあったとかいう設定だと面白いかもなーと思いました。
結局活躍するのは20年前のレジェンドたち
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この映画20年前からの続編なのですが前作の登場人物がけっこう出てきます。
はっきり言って20年も前の映画を知ってる人がどれだけいるのか?疑問ですし覚えている人も少ないと思います。
中には予習として前作を直前で観る人はいますが、そんな人は本当に一握りの人です。
にもかかわらず前作を知ってないとイマイチ判りにくい作りになっているとはどういう事なんだろうか?
私は前作を観ていますが直前には見返してないです。まさに20年振りなのです。
そんな私はなんとなく覚えている記憶を手繰りながらの鑑賞になってしまいました。
まして前作を知らない人は大丈夫だったのだろうか・・?と心配になってしまいます。
はっきりと別の作品のつもりで作るべきだったと強く感じています。
もっと凝った展開はなかったのか?
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物語としても前作と同じパターンだと思える内容で、つならなかったです。はっきり言って「またそのパターンかよ」と思ってしまいます。
しかも前作よりもちゃんと描かれていないので、まったく感情が動かないです。
20年もあったんだからもっと凝った展開にして欲しかった。
まとめ
とにかく物語が凝っていないので、CGでカバーするしかないという感じです。
でも中身の無い戦闘シーンというのはどんなに派手にしてもつまらないです。
終わったあとは疲労感しか残らないです。
一見いかにもデートに向いてそうなですが、これはデートで見に行かない方いいでしょう。
ちなみに劇場はかなりお客さんが入っていました。期待値の表れだと思います。
しかし、みんな不満だったのかもしれまん。
館内が明るくなって帰ろうとしたらシートにポップコーンやらお菓子の残骸がたくさんありました。こんなに汚い状態は初めてみました。
皆さん劇場はきれいにしましょうね。
では、またどこかで。
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